法令集 民法 第三編 債権 第四章 不当利得 第四章 不当利得 不当利得の返還義務 第七百三条 法律上の原因なく他人の財産又は労務によって利益を受け、そのために他人に損失を及ぼした者(以下この章において「受益者」という。)は、その利益の存する限度において、これを返還する義務を負う。 悪意の受益者の返還義務等 第七百四条 悪意の受益者は、その受けた利益に利息を付して... 2023年11月13日
法令集 民法 第三編 債権 第三章 事務管理 第三章 事務管理 事務管理 第六百九十七条 義務なく他人のために事務の管理を始めた者(以下この章において「管理者」という。)は、その事務の性質に従い、最も本人の利益に適合する方法によって、その事務の管理(以下「事務管理」という。)をしなければならない。 2 管理者は、本人の意思を知っているとき、又はこれを推知することが... 2023年11月13日
法令集 民法 第三編 債権 第二章 契約 第二章 契約 第一節 総則 第一款 契約の成立 契約の締結及び内容の自由 第五百二十一条 何人も、法令に特別の定めがある場合を除き、契約をするかどうかを自由に決定することができる。 2 契約の当事者は、法令の制限内において、契約の内容を自由に決定することができる。 契約の成立と方式 第五百二十二条 契約は、契約の内容を... 2023年11月13日
法令集 民法 第三編 債権 第一章 総則 第一章 総則 第一節 債権の目的 債権の目的 第三百九十九条 債権は、金銭に見積もることができないものであっても、その目的とすることができる。 特定物の引渡しの場合の注意義務 第四百条 債権の目的が特定物の引渡しであるときは、債務者は、その引渡しをするまで、契約その他の債権の発生原因及び取引上の社会通念に照らして定まる... 2023年11月13日
法令集 民法 第二編 物権 第九章 質権 第九章 質権 第一節 総則 質権の内容 第三百四十二条 質権者は、その債権の担保として債務者又は第三者から受け取った物を占有し、かつ、その物について他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利を有する。 質権の目的 第三百四十三条 質権は、譲り渡すことができない物をその目的とすることができない。 質権の設定 第三百... 2023年11月10日
法令集 民法 第二編 物権 第八章 先取特権 第八章 先取特権 第一節 総則 先取特権の内容 第三百三条 先取特権者は、この法律その他の法律の規定に従い、その債務者の財産について、他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利を有する。 物上代位 第三百四条 先取特権は、その目的物の売却、賃貸、滅失又は損傷によって債務者が受けるべき金銭その他の物に対しても、行使... 2023年11月10日
法令集 民法 第二編 物権 第七章 留置権 第七章 留置権 留置権の内容 第二百九十五条 他人の物の占有者は、その物に関して生じた債権を有するときは、その債権の弁済を受けるまで、その物を留置することができる。ただし、その債権が弁済期にないときは、この限りでない。 2 前項の規定は、占有が不法行為によって始まった場合には、適用しない。 留置権の不可分性 第二百九十... 2023年11月10日
法令集 民法 第二編 物権 第六章 地役権 第六章 地役権 地役権の内容 第二百八十条 地役権者は、設定行為で定めた目的に従い、他人の土地を自己の土地の便益に供する権利を有する。ただし、第三章第一節(所有権の限界)の規定(公の秩序に関するものに限る。)に違反しないものでなければならない。 地役権の付従性 第二百八十一条 地役権は、要役地(地役権者の土地であって、... 2023年11月10日
法令集 民法 第二編 物権 第五章 永小作権 第五章 永小作権 永小作権の内容 第二百七十条 永小作人は、小作料を支払って他人の土地において耕作又は牧畜をする権利を有する。 永小作人による土地の変更の制限 第二百七十一条 永小作人は、土地に対して、回復することのできない損害を生ずべき変更を加えることができない。 永小作権の譲渡又は土地の賃貸 第二百七十二条 永小作... 2023年11月10日
法令集 民法 第二編 物権 第四章 地上権 第四章 地上権 地上権の内容 第二百六十五条 地上権者は、他人の土地において工作物又は竹木を所有するため、その土地を使用する権利を有する。 地代 第二百六十六条 第二百七十四条から第二百七十六条までの規定は、地上権者が土地の所有者に定期の地代を支払わなければならない場合について準用する。 2 地代については、前項に規定... 2023年11月10日
法令集 民法 第二編 物権 第三章 所有権 第三章 所有権 第一節 所有権の限界 第一款 所有権の内容及び範囲 所有権の内容 第二百六条 所有者は、法令の制限内において、自由にその所有物の使用、収益及び処分をする権利を有する。 土地所有権の範囲 第二百七条 土地の所有権は、法令の制限内において、その土地の上下に及ぶ。 第二百八条 削除 第二款 相隣関係 隣地の使... 2023年11月10日
法令集 民法 第二編 物権 第二章 占有権 第二章 占有権 第一節 占有権の取得 占有権の取得 第百八十条 占有権は、自己のためにする意思をもって物を所持することによって取得する。 代理占有 第百八十一条 占有権は、代理人によって取得することができる。 現実の引渡し及び簡易の引渡し 第百八十二条 占有権の譲渡は、占有物の引渡しによってする。 2 譲受人又はその代... 2023年11月10日
法令集 民法 第二編 物権 第一章 総則 第二編 物権 第一章 総則 物権の創設 第百七十五条 物権は、この法律その他の法律に定めるもののほか、創設することができない。 物権の設定及び移転 第百七十六条 物権の設定及び移転は、当事者の意思表示のみによって、その効力を生ずる。 不動産に関する物権の変動の対抗要件 第百七十七条 不動産に関する物権の得喪及び変更は、... 2023年11月10日
法令集 民法 第一編 総則 第六章 期間の計算 第一編 総則 第六章 期間の計算 期間の計算の通則 第百三十八条 期間の計算方法は、法令若しくは裁判上の命令に特別の定めがある場合又は法律行為に別段の定めがある場合を除き、この章の規定に従う。 期間の起算 第百三十九条 時間によって期間を定めたときは、その期間は、即時から起算する。 第百四十条 日、週、月又は年によって... 2023年11月9日
法令集 民法 第一編 総則 第五章 法律行為 第一編 総則 第五章 法律行為 第一節 総則 公序良俗 第九十条 公の秩序又は善良の風俗に反する法律行為は、無効とする。 任意規定と異なる意思表示 第九十一条 法律行為の当事者が法令中の公の秩序に関しない規定と異なる意思を表示したときは、その意思に従う。 任意規定と異なる慣習 第九十二条 法令中の公の秩序に関しない規定... 2023年11月9日
法令集 民法 第一編 総則 第四章 物 第一編 総則 第四章 物 定義 第八十五条 この法律において「物」とは、有体物をいう。 不動産及び動産 第八十六条 土地及びその定着物は、不動産とする。 2 不動産以外の物は、すべて動産とする。 主物及び従物 第八十七条 物の所有者が、その物の常用に供するため、自己の所有に属する他の物をこれに附属させたときは、その附属... 2023年10月31日
法令集 民法 第一編 総則 第三章 法人 第一編 総則 第三章 法人 法人の成立等 第三十三条 法人は、この法律その他の法律の規定によらなければ、成立しない。 2 学術、技芸、慈善、祭祀し、宗教その他の公益を目的とする法人、営利事業を営むことを目的とする法人その他の法人の設立、組織、運営及び管理については、この法律その他の法律の定めるところによる。 法人の能力... 2023年10月31日
法令集 民法 第一編 総則 第二章 人 第一編 総則 第二章 人 第一節 権利能力 第三条 私権の享有は、出生に始まる。 2 外国人は、法令又は条約の規定により禁止される場合を除き、私権を享有する。 第二節 意思能力 第三条の二 法律行為の当事者が意思表示をした時に意思能力を有しなかったときは、その法律行為は、無効とする。 第三節 行為能力 成年 第四条 年... 2023年10月31日
法令集 民法 第一編 総則 第一章 通則 第一編 総則 第一章 通則 基本原則 第一条 私権は、公共の福祉に適合しなければならない。 2 権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない。 3 権利の濫用は、これを許さない。 解釈の基準 第二条 この法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等を旨として、解釈しなければならない。... 2023年10月31日